
口が乾く症状(口腔乾燥症・ドライマウス)について
めっきりと冬らしくなり、お肌や空気が乾燥する季節になりました。
お部屋が乾燥しているとお口の中も乾燥しやすくなります。
今回は口腔乾燥症(ドライマウス)についてお話します。
どんな病気?
口の中を潤す唾液が少なくなり、口の中が乾く状態です。
次のような症状はありませんか?
・口が乾く・ネバネバする
・話しにくい、飲み込みにくい
・夜中に口が乾いて目が覚める
・入れ歯が当たって痛い
・むし歯や歯ぐきの病気が増えた
なぜ起こるの?(主な原因)
●お薬の影響
飲んでいるお薬の中には、だ液を出にくくするものがあります。
・血圧のお薬
・アレルギーのお薬
・眠くなるお薬
・心や気分を整えるお薬
※お薬の数が増えると起こりやすくなります。
●体の病気
・シェーグレン症候群
・糖尿病
・脱水(お水が足りない状態)
●年齢や生活習慣
・年齢によるだ液の減少
・口で呼吸するくせ
・ストレスや緊張
・タバコやお酒
●がんの放射線治療のあと
頭や首の放射線治療を受けたあとに、だ液が減ることがあります。
そのままにしておくとどうなる?
・むし歯や歯周病ができやすくなる
・口臭が出やすくなる
・食事がしにくくなる
・話すのがつらくなる
口腔内の疾患から全身疾患につながることもあるため、早めの対策が大切です。
治療や対策について
●お口をうるおすケア
・口の中をうるおすジェルやスプレー
・寝る前の口腔ケア
●だ液を出しやすくする工夫
・ガムをかむ(キシリトール入りがおすすめ)
・だ液腺マッサージ
・よくかんで食べる
●お薬による治療(必要な場合)
・だ液を出しやすくするお薬
(※医師の判断で使用します)
日常生活でできること
・こまめに水分をとる(少しずつ)
・口呼吸を減らす
・カフェインやお酒をとりすぎない
・お部屋を乾燥させすぎない
まとめ
口の渇きは年齢のせいだけではありません。
お薬や体の状態が関係していることが多く、適切なケアをすれば症状が改善することもあります。
全身の病気が原因のときは病院の歯科口腔外科や医師へ紹介することもあります。
また、歯科医院での定期的なメインテナンスやチェックも非常に重要です。
不安なことや気になることがあればいつでもお気軽にお尋ね下さい。



