インプラント治療ってどんな流れ？

歯を失ってしまったとき「インプラント治療」によって見た目や噛む力を取り戻すことが出来ます。

しかし、「手術」と聞くと不安になる方も多いのではないでしょうか？

実際のインプラント治療は、いくつかの段階をふんで、ゆっくり丁寧に進めていきます。ここでは一般的な流れを紹介します。

相談・検査

まずはお口の中の状態を確認します。レントゲンやCTを使って、骨の厚みや神経の位置をしっかりチェック。安全に治療できるかを診断します。

治療計画のご説明

検査の結果をもとに、治療の方法・期間・費用などを分かりやすく説明します。しっかりご納得いただいてから治療を始めますので安心して進められます。

インプラントの埋め込み手術

歯ぐきを切開し、あごの骨にチタン製のインプラント体(人工の歯の根っこ)をいれます。

患者さんによっては人工の骨を作る過程が加わる方もいます。手術自体は麻酔をするので痛みはほとんどなく、時間もインプラント１本であれば一時間前後で終わることが多いです。

　　　骨にドリルで穴をあける　　　　　　　インプラント体を埋め込む　　　　　インプラント体にキャップをつける

その後、縫合して手術は終了です。

骨としっかり結合するのを待つ

インプラントが骨としっかり結合するまで、数か月の期間が必要です。その期間は定期的にメンテナンスなどで状態を確認していきます。

人工の歯を装着

インプラントが安定したら、その上に土台を立てて、セラミックなどで作った人工の歯を装着します。この工程は回数もかかるので仮の歯を入れておきます。

定期的なメンテナンス

治療が完了してもそこで終わりではありません。インプラントを長持ちさせるには定期的なメンテナンスとクリーニングがとても大切です。

インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病のような炎症(インプラント周囲炎)には注意が必要です。定期的にチェックすることで健康な状態を長持ちさせることができます。

最後に

インプラント治療は、カウンセリングからメンテナンスまで段階を踏んで進めるため、安心して受けられる治療です。

「もう一度しっかり噛めるようになりたい」「自然な見た目を取り戻したい」というかたにとっては時間と費用はかかりますがとても有効な選択肢となります！