コラム

COLUMN

矯正歯科治療中の患者さんが食事で気を付けることって

 

歯列矯正治療中は矯正装置により歯の汚れをとることが難しく、虫歯になるリスクが高まります。

 

そのため、酸性度の高い食べ物砂糖が多くはいった飲料は控えていただきたいですが、嗜好品なので100%避けていただくことは難しいものです。

 

また、虫歯は砂糖(ショ糖)たけではなく、歯に付着した汚れによる酸産生の元となる発酵性糖質(ブドウ糖、果糖、乳糖、炊いたご飯や麺に含まれるデンプンなど)によっても発生します。

 

ご自身の歯を守っていただくために、摂取のタイミングや歯列矯正中の歯磨きが重要になってきます。

 

 

 

 

酸性度の高い飲料の一覧です。

代表的なコーラのほかに、スポーツドリンクも虫歯のリスクが高くなります。運動されている方はよく飲みがちですが、歯列矯正治療中の方にはスポーツドリンクを薄めて飲んだり水やお茶に変更することをおすすめします。

 

お口の中に残りやすいクッキークラッカーポテトチップスなど水分が少なく噛み合わせの面に詰まってしまうのでできるだけ避けましょう。

 

また、口の中に残りにくくても柑橘系の果物などはによって歯の表面(エナメル質)が溶けてしまうためたくさん食べるのは控えましょう。