コラム

COLUMN

口腔乾燥症対策、決め手は昆布なのか?

 

唾液・唾が減ってきて、口の中が「常に乾く」「ひりひり痛い」という口腔乾燥症ドライマウスに悩まれている方は多く、4人に1人といわれているそうです。

症状の改善には、水分補給や唾液腺マッサージ、口腔内の保湿剤の利用など様々ありますが、それ以外にも唾液を出すという体の本来の機能を回復させるアプローチとしてうま味による刺激を利用することが注目されています。

 

こんな症状有りませんか?

 

口腔乾燥症が疑われる8つの症状として・・
① お口の中が焼けるように痛い
② お口の中がネバネバ、ベタベタする
③ コケが生えたように舌が白くなる
④ 口臭が気になる
⑤ お口の渇きで夜中に目が覚める
⑥ 味がしない
⑦ 話しにくい
⑧ 飲み込みにくい

 

自律神経の乱れが唾液を出さなくさせる

唾液というのは自律神経の働きで分泌されますが、その働きが乱れると、分泌量が減ります。

自律神経の乱れの原因としてはストレス、ホルモンバランスの変化、薬の副作用など様々です。

 

 

治すにはどうしたらいいのでしょうか?

 

基本的な対策
① 唾液のもととなる水分をよくとる
② よく噛んで食べる
③ こまめに歯磨きをする
④ 唾液腺マッサージをする
⑤ 保湿剤を使う

 

今まではこのような対策でしたが、これ以外にうま味で唾液腺を刺激する

 

唾液は唾液腺から出ますが、多くは耳下腺、顎下腺、舌下腺の三大唾液腺から出ますが、それ以外に口の中には小唾液腺が無数有ります。口腔乾燥症の人はこの小唾液腺から出る唾液が少なくなっていることが分かっています。この時多くの人は、大唾液腺十分に唾液が出ていても口腔乾燥を訴えられているのです。

 

そこで注目されているのが「うま味」です、うま味は、5つの基本味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)の一つです。酸味も唾液が出ますが、乾いた口でもしみるような痛みがなく、長く唾液を出す効果があります。酸味は最初たくさん唾液が出ても、長くは続きません。うま味は20分以上マイルドな刺激が残ります。

 

うま味が小唾液腺を刺激するからと言って、うま味のあるものを多量に食べるということではありません。刺激を与えることが目的なので、うま味を感じさえすればいいのです、そこで推奨されているのが「昆布だし」です。昆布にはうま味の一つのグルタミン酸が多く含まれています。料理で使うより濃いめで作ります。

 

口腔乾燥症対策「昆布だし」作り方
① 水500mlに、細かく刻んだ昆布30g入れる。
② そのまま一晩浸す。

 

 

※昆布だしは栄養が多く細菌が繁殖しやすいので、冷蔵庫に保存して、携帯するときはペットボトルや水筒に使う分だけ入れるとよいでしょう。

 

一回30秒含み、飲んでも、吐き出してもいいです。そして、これを一日10回します。

症状がよくなったと思っても、2~3か月は続けてみてください。

低下した機能を回復させることは簡単なことではありません。

 

いろいろ試してみてご自身にあう方法を見つけてください。